5年1組(昭和52年、1977)は4年1組(昭和51年、1976)からクラス替えなしにそのまま上がったクラスでした。
付き合いの期間が長いせいもあってか、結構仲がよかったかと思います。というか、比較的穏やかな気性の子が多かったような気がします。
男子同士はみんなあだ名で呼び合っていました。覚えているのは「イトチン」「トンコ」「カッチャマ」「ノトキャン」「ウノキャン」…。私は「マキシン」でした。これはウクレレ漫談家の牧伸二(まき・しんじ)に由来してます。
ちなみに女子には苗字で「○○さん」と呼んでいました。女子は男子を「○○くん」と呼びます。
きちんと「くん」「さん」付けで呼んでいたわけですが、この行儀のよさは4年生の時の担任の氏家千恵子先生の感化があるかもしれません。ちなみに群馬に引っ越して私は女子から「〇〇」と呼び捨てにされていました。
さて、4年か5年の放課後にクラスの男子児童みんなで悪漢探偵(あっかんたんてい)をして遊んだ記憶があります。ちなみに私の転校先では刑泥(けいどろ、刑事泥棒の略)と言いました。
どういうきっかけか忘れましたが、追われる側の「悪漢」たちが校庭の隅に立っていた体育小屋(駄菓子屋のことぶきの裏手の辺りか)の中に集まって隠れたことがありました。小屋の中にはマットが積まれ、跳び箱などが置かれています。
真ん中のスペースを囲うように、10数人の級友たちが立ったり、座ったり(だと思う)しました。
「探偵」に見つからないように少しの間、そこに潜んでいました。
何だかドキドキして楽しかったなあ。
そのワクワクドキドキ感は今も覚えています。
そこから私は体育館の裏手の方へ逃げたような記憶があります。
悪漢探偵は大好きな遊びでした。