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丙午生まれの昭和回想

学校給食ー揚げパン、ソフト麺ー

 給食で今も思い出すのが揚げパンです。

 本当においしいかった。

 余ると取りに行ったこともありました。薄い黄色い長方形の箱に揚げパンが2、3個ありました。それは欠席した児童の分でした。甘いきな粉がたっぷりかかり、2個食べるなどわけありません。

 今もデイリーヤマザキでたまに揚げパン買って食べるけど、あのときの大場小の揚げパンがもう一度食べたい。かなわぬ望みなれど、この年齢になって、ますます思いを強くするばかり。

 大場小学校の給食は中庭辺りに調理場があって、おばさんたちが作ってました。白い調理服を来たおばさんたちの姿を渡り廊下で見かけたことがあります。

 教室では一週間程度の当番制で「給食当番」がいて、白いかっぽう着をまとって、順番に並んだ児童たちの器に盛って行きます。

 給食はアルマイトの食器が使われました。お盆の上に皿が並びます。

 一番好きだったのはソフト麵(ビニールに入ってくる)とミートソース様のつけ汁です。ソフト麺を開けてそれに入れて食べる。これが一番好きでした。だから転校後に全く食べられなくなり、食べたいと思う気持ちが募るばかりでした。

 牛乳、食パン(袋に2枚入り)が出て、それにマーガリンやジャムが付きます。

 ほかのメニューはあまり覚えていません。

 献立表(1カ月分か1週間分の)というのが児童に配布され、確か家庭に持ち帰っていたような。それを見て、明日は何のおかず、という具合に楽しみにしてました。