昭和52年(1977)4月20日、大場小学校5年生の遠足で筑波山を登山しました。5年1組の私も参加しました。
しかし、記憶がどうも断片的です。男体山(871メートル)と女体山(877メートル)があった(かなぐらいな)こと、また山道を列をつくっててくてくと登った記憶があります。
あと山を下る際に前方で片思いの女の子がほかの男子と話してるところ。あの頃の感情を言葉にすると(いいな)といったところでしょうが、当時は束の間感じるだけであり、心の中で言語化すらしてません。しかし、これを覚えてるのはやはり印象に残ったからなんでしょう。
集合写真が2枚手元に残されています。1枚から「4月20日」と日付がわかります。背後にロープウェーが見えているので、恐らくつつじケ丘駅から入山する「おたつ石コース」を登ったものと思われます。
もう1枚の写真には「筑波山自然研究路」の看板が見えています。恐らく山の上で撮影したものでしょう。
担任は関根岳是先生、最前列の真ん中に写っている方(写真1、2枚共に)がそうです。写真1の後列左端のネクタイを締めた方が校長の岡村綱男先生です。当時、関根先生は群馬県館林市から通勤されてました。
さて、私は前から2列目、左から2人目(写真1)の水色の服の男の子です。当時の私はおとなしく無口でした。クラスの中でも存在感が薄く、恐らく級友たちは誰も私のことを記憶にとどめていないことと思います。
今は週に1度、桐生市近辺の低山を専門に登るようになりました。人の多い山は基本的に登りませんが、それでもいつか筑波山をもう一度登りたいなと思います。
5年1組の、あの帰らぬ日々を思い起こしながら…。