ここは武里団地9街区

丙午生まれの昭和回想

団地商店街にタイムトラベル―武里団地着工60周年記念事業⑨ 講演会―

 前回まで春日部市の合併と公団住宅の建設、武里団地人口の増加、そして大畑、大場、沼端の3小学校の児童数変遷のグラフを見ながら、武里団地が若い夫婦世帯が入居し、団地で生まれ、育った子供たちによって団地人口、学校児童人口のピークを迎えたという話をしました。
 武里南地区公民館からは「公園と商店街のことを話してほしい」との要望が事前にあったため、最後に写真を使って「団地商店街にタイムトラベル」という趣向で話を進めました。
 講演当日に使った写真のほか、何枚か付け足して掲載したいと思います。過去の記事と一部重複しますが、御寛恕ください。

近隣公園から7街区へ入るまでの小径の入口。右側に保育園を見て、そのまま進みます。在りし日の7街区(左が7―1、右が7-2)が向こうに見えます。この高層2棟は武里団地のシンボルとも言える建物でした(2009年7月25日Q街区撮影)

近隣公園と7街区の間にある小径。9街区からだと、ここを通って7街区に入ります。母親と弟と買い物へ行く際に通りました。奥は近隣公園方向です(2009年7月25日撮影)

小径を出ると、短い階段とスロープがあり、そこを上がると、この写真のところに出ます。左に7―1、右に7―2に挟まれた7街区の空間。左に東武ストア、右にも商店が入っていました(2009年7月25日撮影)

7―2の1階テナントに入っていた「肉のタナカ」

7―2の1階テナントに入っていたベーカリー「プリマーベ」

真ん中のスロープを上がります。7街区2階部分の吹き抜けに出ます。写真でも確認できますが、吹き抜け床のタイルは昭和40年代当時のままであり、刻みの入ったタイルと無地とが市松模様に並び、独特の表面をしていました(2009年7月25日撮影)

セントラル歯科がありました(2009年7月25日撮影)

7街区と2街区をつなぐ歩道橋。歩道橋の下はけやき通り(当時はそう呼んだ記憶がありませんが)。写真でも確認できますが、歩道橋の壁に長細い凹型の刻みがあり、そこから下の通りを眺めたものです(2009年8月1日撮影)

歩道橋を渡ると、2街区の空間。団地商店街です。今見ると、デザインが立体的であり、近未来を想起させる造りとなっていました(2009年7月25日撮影)

左側の2―8になります(2009年7月25日撮影)

2―8の2階にあった丹頂バーバー(2009年8月1日撮影)

講演の折に「SUNRED(サンレッド)」は何の店ですかと尋ねられ、答えられませんでした。どうやらブティックのようです(2009年8月1日撮影)

向かって右側となります。2―5です(2009年7月25日撮影)

屋根から下がるタイプの看板。スミ美容室、理容タグチ、その向こうは名前が入っていません。看板の白は空き店舗を意味します(2009年8月1日撮影)

2―8(左)と2―5(右)をつなぐ歩道橋。歩道橋の真中からは1階へ下りる階段が付いてました。今、見てもとてもユニークなつくりになっていると思いますが、皆さんはどのようにお感じになりますか(2009年7月25日撮影)

2―5の2階を進むと、おづつみ園があり、その向こうにスロープがあります(2009年7月25日撮影)

スロープ(写真右端)となります。ここは2―4(右側)と2―9(左側)に挟まれた広場です。この広場は埋め立てられて嵩上げされてますが、スロープを下りると一旦平になり、さらに短いスロープがあってもう一段下に下がっていました(2009年7月25日撮影)

2―9と2―4の谷間の広場。取り壊し前のため閑散としています(2009年7月25日撮影)

東側から見た2―9(手前)と2―8(奥)、その向こうに7―1(2009年7月25日撮影)

2―4と2―9(奥)の間にある小さい公園。当時もあったような気がするが、記憶がおぼろげ(2009年7月25日撮影)