恐らく玩具の記憶というのは個人差があると思います。
私のおもちゃにまつわる記憶は割と平均的な方だと思います。
以下、幼い団地っ子のおもちゃライフを紹介したいと思います。
幼い頃、母方の祖父母におもちゃを買ってもらうことが多かったようです。一番幼い頃の記憶になりますが、プラスチックでできた車を持っていました。赤い色の車です。私の仕業なんだと思いますが、後部に１センチ程度の小さい穴があって、そこから鉛筆を射しこんで中に入れてしまい、何本か入ったままの状態だったと思います。写真のように持ち上げようとしたり、上に乗って遊んだ記憶があります。
忘れられないのがタイガーマスク（アニメ放送は１９６９年10月２日～７１年９月30日）と悪役レスラーたちのソフビ人形、そして彼らを闘わせるリングを持っていました。私が３～５歳の頃。これは結構きちんとしたもので、タイガーマスクの仮面を取ると伊達直人のハンサムな顔がちゃんとありました。リングもひもを張ってつくります。その中で空想上の格闘をさせるわけです。
次に覚えているのがカーレースのおもちゃです。これもプラスチック製のコースをつなぎ合わせて楕円形のサーキットを組み立てます。そして１カ所にピットインがあり、そこをミニカーがくぐると、加速されて出てきます。車は２台並走可能です。ピットインの中はゴム状の輪が両サイドにあり、モーターでぐるぐる回る中をミニカー―が通ると、はじき出されるようにサーキットを周回できます。
次に玩具店のことに触れましょう。団地名店会の玩具屋は２―５号棟の２階西端２０７にありました。残念ながら店名は覚えていません。名店会の案内図を見ても「募集中」とあります。隣りがスミ美容室、以下順に理容タグチ、募集中、団地書店、募集中、お茶・のりおづつみ園とあります。
クリスマス近くになると、クリスマスプレゼントが新聞の折り込みチラシに入ってきます。購買意欲がそそられます。それを見て、ラジコンカーがほしくなりました。クリスマス前に名店会の玩具店へ母親と出かけ、フェアレディーＺのラジコンカー（これは直進と左折のみ）を買ってもらいました。
しばらくはラジコンカーに夢中でした。もう１つ紹介すると、サイボーグ１号。これは透明の顔・体に機械（飾り）が入っており、着せ替え人形のようにヒーローものの恰好をさせます。ＣＭでも「サイボ～グ♪いちぃご～」と宣伝してました。
それからミクロマンも結構人気がありました。ミクロマンは私より弟の方がよく買ってもらってました。こちらも盛んにＣＭが流れてました。「み～く～ろ♪まん～♪」という感じ。私前後の世代の方は歌えるはずです。
あとミニカーも少し持っていました。
